日付:2004/01/22
NECなど、開設・更新簡単なネット掲示板に相次ぎ参入
インターネット上で個人が簡単に情報発信できる「ブログ」と呼ばれる簡易掲示板の開設サービスに、NECなどの情報通信大手やネット関連ベンチャーが相次いで参入する。ブログはホームページに比べ手軽に開設でき、更新にも専門知識が不要なため、自分の意見などを日記形式で簡単に公開できる。米国を中心に利用者が急増している。各社はネット関連サービスの集客力向上や広告掲載などによる収益拡大に役立てる。
NECは今春、ネット関連サービス「ビッグローブ」の一部としてブログの開設サービスを始める。携帯電話からも内容を更新したり、閲覧したりできる仕組みを検討。「ホームページ開設は難しいと感じていた消費者でも簡単に情報を発信できるようにする」。エヌ・ティ・ティエックス(東京・千代田)も今春、ポータル(玄関)サイト「goo」の中で開設サービスを開始。他社で開設されたブログについても更新情報を収集したり検索したりできる仕組みを導入する。