茂木経産相の特許取得と早期審査制度について

茂木経済産業相が発明を個人で出願し、特許を取得したそうです。出願から登録まで3ヶ月弱ですから、確かに速いですね。

茂木敏充経済産業相がレストランのメニューに関する発明を個人で出願し、特許を取得したそうです(参照記事)。9月2日に出願し、11月29日に登録されたそうです。当然、早期審査制度を利用していると思うのですが、それにしても速いですね。

引用元: 茂木経産相の特許取得と登録公報の発行タイミングについて.

この記事にある「早期審査制度」ですが、特許庁のホームページによると、申請から審査着手までに平均1.9か月(2012年実績)との事なので、それに比べるとさらに1ヶ月ほど時間が掛かっています。この制度を利用する出願が増えてきているのかも知れません。

早期審査制度

早期審査の申請(記載例 )をすることにより、他の出願より早期に審査が行われます。特許出願について出願審査請求をされている方で、以下の1から5のいずれかの条件を満たす場合に、御利用いただける制度です。(手続に関する手数料は必要ありません。)

対象となる特許出願
1.出願人が中小企業、個人、大学・短期大学、公的研究機関、又は承認もしくは認定を受けた技術移転機関(承認TLO又は認定TLO)であるもの
2.出願人又はそれらの実施許諾を受けた者が、その発明を実施している、又は早期審査の申請から2年以内に実施予定のもの(例:製品を実際に製造販売している場合)
3.日本国特許庁以外の特許庁又は政府間機関へも出願している特許出願、又は国際出願している特許出願であるもの
4.環境関連技術に関する特許出願(グリーン関連出願)
5.震災により被災した者が出願した特許出願

実績
申請件数:14,717件(2012年)
申請から審査着手まで:平均1.9か月(2012年)

中国が「クレヨンしんちゃん」の著作権侵害認める

中国で「クレヨンしんちゃん」の著作権侵害が認められました。これまで8年掛かった様ですが、画期的な判決です。

人気漫画「クレヨンしんちゃん」(臼井儀人さん著)の著作権が侵害されたとして、発売元の双葉社が中国企業に損害賠償を求めた裁判の判決で、上海市第一中級人民法院は中国企業の著作権侵害を認め、行為の即時停止と経済的損失など30万元(約400万円)の支払いを命じた。双葉社が17日発表した。海賊版が横行している中国で、著作権の侵害を認める判決は画期的という。

引用元: クレヨンしんちゃん:上海裁判所が著作権侵害認める- 毎日jp(毎日新聞).

2010年特許出願数、中国が世界2位

2010年の国別の特許出願の受付件数で、中国が日本を抜いて2位になりました。

各国の特許当局が昨年1年間に受け取った特許出願数で、中国が日本を抜き世界2位になった。世界知的所有権機関(WIPO)が20日、報告書を発表した。 WIPOの「世界知的所有権指標2010年版」によると、世界中の特許当局への出願数は前年より7.2%増えて198万件。このうち、中国は39万1千件で前年より24.3%増え、日本を抜いた。2009年は2位だった日本は前年から1.1%減って34万4千件で3位。1位は米国で、前年より7.5%増えて49万件。4位が韓国で17万件、5位が欧州特許庁で15万件だった。

引用元: asahi.com(朝日新聞社):特許出願数、中国が世界2位 日本抜かれる – 国際.

アップル vs.サムスン デザイン訴訟

アップルとサムスンの訴訟合戦がヒートアップしていますが、以下の記事を見ると、サムスンの言い分にもそれなりに説得力があります。

米アップルは、韓国サムスン電子のスマートフォンのデザインを特許侵害だと提訴した。サムスンも猛反論。判決が出るまでにはおそらく2~3年はかかるといわれる、この過去最大級のデザイン訴訟の争点と影響を日経デザイン編集部が詳しく解説する。
目次
・「総合的な模倣だ」 アップルが怒りを露わにする理由
・「操作感もブランド」 切り札はインターフェース特許
・「誰でも思いつける」 サムスンの反論
・アプリベンダーにも影響

引用元: 詳報!アップル vs.サムスン デザイン訴訟 – 詳報!アップル vs.サムスン デザイン訴訟:ITpro.

米Appleが「ロックスクリーン解除UI」の特許を取得

iPhoneで使われているこの「ロックスクリーン解除UI」は、Androidでも同じ様に使われています。今後の行方が気になります。

米Appleが「”ロックスクリーンの解除”に関するジェスチャー特許」を取得したことが10月25日(現地時間)にわかった。米特許商標局(United States Patent and Trademark Office: USPTO)のサイトによれば、特許番号は8,046,721で、タッチスクリーン型のデバイスにおいてロックを解除するためのイメージを表示し、それを解除するための画像の操作方法を示すものとなっている。

引用元: 米Appleが「ロックスクリーン解除UI」の特許を取得 マイコミジャーナル(2011/10/27).

Android 含むモバイル特許訴訟の相関図

iPhoneとAndroid陣営の特許訴訟の状況が判る情報がありました。ここに関わっている日本企業がSonyだけと言うのも寂しいですね。

スマートフォンの普及により、モバイル端末やソフトウェアに関する特許訴訟が急増中、企業同士の訴訟状況を分かりやすくした相関図(インフォグラフィック)がロイターにより公開されました。改めて図にしてみると酷い戦闘状態ですね・・・

赤矢印 Suing = 一方的な提訴
青矢印 Suing each other = お互いに提訴
緑矢印 Licensed technology to company = ライセンス提供

引用元: Android 含むモバイル特許訴訟の相関図(インフォグラフィック) | Google Pad.

サムスンが日本でも「iPhone 4S」販売の仮差し止めを申請

サムスンが日本でも「iPhone 4S」の販売の仮差し止めを申請しました。「iPhone 4S」を予約中の私としては、今後の動向が気になります。

Samsung Electronicsは10月17日、東京地方裁判所にAppleの「iPhone 4」「iPhone 4S」「iPad 2」の販売停止を求める仮処分を要請したことを明らかにした。同時にオーストラリアでもiPhone 4Sの発売禁止を求めている。 Samsungは、iPhone 4Sの発表直後からパリとイタリアのミラノにて販売の仮差し止め命令を申請しており、日本とオーストラリアの申請はそれに続くもの。 なお、日本国内では差し止めの理由として、HSPA方式に関する特許1件とユーザーインタフェースに関する3件の特許の侵害を挙げ、「Appleは、われわれの知的財産権を侵害し、当社の特許や技術を無償で利用し続けている」と主張している。

引用元: サムスン、日本でもiPhone 4S販売の仮差し止めを申請 – CNET Japan.

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サムスン、韓国で「iPhone 5」販売差止請求の計画も

サムスンとアップルの特許争いが激しくなっていますが、サムスンは韓国での「iPhone 5」販売差止請求も考えている様です。

既報の通り、スマートフォンとタブレット端末の特許侵害をめぐるサムスン(Samsung)とアップル(Apple)の争いは世界各地の法廷で続いているが、18日(韓国時間)にはサムスンが、アップルからこの秋に投入予定と噂されている「iPhone 5」に関し、韓国国内での販売差し止めを求める訴えを起こす準備を進めているとの話が浮上している。

引用元: サムスン、アップルへの反攻本格化 – 韓国では「iPhone 5」販売差止請求の計画も – WirelessWire News(2011.09.20).

米国も2013年春から先願主義に

米国特許制度が2013年春から現行の先発明主義(first-to-invent)から、先願主義(first-inventor-to-file)に変更される様です。

バラク・オバマ米大統領は9月16日(現地時間)、米特許法改革法案「America Invents Act」に署名した。これにより、約半世紀ぶりに米国特許制度が大幅に刷新されることになる。現行の先発明主義(first-to-invent)に代えて、先願主義(first-inventor-to-file)の制度が作られ、国際特許基準に近づく。適用は2013年春になる見込みだ。

引用元: 米特許改革法案が成立 2013年春から先願主義に – ITmedia エンタープライズ.

【参考記事】
先願主義と先発明主義

中国版新幹線、米で特許申請準備 日中紛争の火種に

記事を読む限り、中国版新幹線は明らかに日本の技術がベースであり、米国で特許が認められるとは思えませんが、中国恐るべしです。

中国国有の鉄道車両製造大手、中国南車は米国で高速鉄道車両「CRH380A」の技術特許を申請する方向で検討を始めた。同車両は川崎重工業の技術をベースとしているが、南車は自社開発した技術だと主張。北京・上海高速鉄道(中国版新幹線)に使用しており、特許取得の申請で国威発揚につなげる狙いだ。米国での高速鉄道の受注もにらみ、日中間で特許紛争が起きる可能性が出てきた。

引用元: 中国版新幹線、米で特許申請準備 日中紛争の火種に :日本経済新聞2011/6/23)

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