毎週、 「ロック音・MT」でラジオ番組を録音しており、PCの内部時刻を気にしていたのですが、思いの他、時間ずれがおきないので感心していました。実は、WindowsXpでは標準で、自動時刻合わせの機能「W32Time サービス」(SNTP)が備わっているんですね。
ちなみに、自分のPCの時刻と日本標準時の差は、以下のページをアクセスするとわかります。
・日本標準時
以下にWindows Xpの自動時刻合わせ機能について、補足します。
(1)Windows XPでは、タスクトレイの時刻をダブルクリックすると「日付と時刻のプロパティ」が表示されますが、「インターネット時刻」というタブが、「SNTP」クライアントの設定になります。ただしドメインに参加している場合は、自動的に同期が行われるのでこのタブは表示されません。
(2)「自動的にインターネット時刻サーバと同期する」をチェックすると、定期的に外部のSNTPサーバと同期が行われます。「次回の同期予定時刻」を見ると判りますが、デフォルトでは1週間に1回、同期する設定になっています。変更するにはレジストリの変更が必要です。
(3)時刻サーバにはデフォルトで、「time.windows.com」という、マイクロソフトのサーバが設定されていますが、よくタイムアウトする様です。もうひとつ「time.nist.gov」(米国の国立標準技術研究所)も用意されています。
(4)時刻設定のエラーは、イベントログに記録されており、コントロールパネル/管理ツール/イベントビューアで確認できます。下図は、「W32Time」と言う名称でフィルタして表示したものです。それぞれの詳細は、各行を右クリックしてプロパティを表示して確認できます。結構、エラーや警告が多いです。