auの「W21T」等に搭載されているEZアプリは、従来のEZアプリ(Java)では無く、BREW(Binary Runtime Environment for Wireless)となっています。「従来のEZアプリ(Java) で利用できるのはHTTP/HTTPS通信のみで、キャリアのゲートウェイ(GW)経由での制限されたサービスとなっていましたが、EZアプリ (BREW) ではキャリアのGWを介することなく、かつ様々なプロトコルが利用できるためPush配信など自由な通信によるエンドtoエンド(E2E)のサービスの提供が可能です。」と言った特徴があります。しかし、KDDIの審査にパスした公式サイト上からしか配信できません。いわゆる勝手サイトからJavaアプリを配信して動かす事はできません。
しかし、BREWアプリケーションとしてJava VMが搭載されれば、その上で勝手サイトから配信したJavaアプリを動かす事も可能になります。そのJavaVMは、HPが「Microchai VM」を移植することが決まっている様ですが、具体化はしているのでしょうか?
【関連サイト】
・一般向けBREWコンテストの可能性も(ITmedia 2004/08/09)
・ダブル定額の登場でBREWはこう変わる-KDDIとクアルコムのキーパーソンに聞く(ケータイ Watch 2004/08/31)
・ドコモ、505iシリーズ用iアプリの仕様を公開 - 開発ツールも(MYCOM PC WEB 2003/4/18)
・BREWで何が変わる? 「A5304T」に見るBREW(ITmedia 2003年2月28日)
・BREWとは何か?──Javaとの違い(ITmedia 2003年1月31日)
・BREWとJavaは相対するものではない - クアルコムがBREWの現状を説明(MYCOM PC WEB 2002/3/9)
・“組み込みJavaは遅い”の常識を覆すHPのChai(@IT 2001/12/1)