「故宮博物院」は世界四大博物館の一つだそうです。ホテルから歩いて行くつもりでしたが、暑くて途中からバスに乗りました(距離からして歩いて行く事が無謀だった事は後で判りました)。2004年から大改修が行われていて、2006年6月に終わる様です。改修のため、展示は大分狭くなっていましたが、中国の長い歴史を感じました。
ホテルから歩いてきた途中の基隆河を渡る橋からの眺めです。中央遠くに「台北101」が見えます。
「円山大飯店」は、とても大きなホテルで、いかにも台湾と言った外観です。
「円山大飯店」を少し過ぎたところで、暑くて歩くのを断念しました。近くにいたお兄さんにバス停を教えてもらいました。お兄さんには英語は通じませんでした。ガイドブックを見せて理解してもらいました。運良く丁度きたバスに飛び乗る事ができました。バスは一律15元(約45円)です。地元の人は、右にある箱にカードをタッチしていました。「悠遊カード」と呼ばれるプリペイド方式の非接触ICカードで、台湾版Suicaの様です。
バスは故宮博物院で下車しました。
博物院の中の看板には、リニューアル中の旨が書いてありました。
さて、見学を終わって帰ろうと建物を出たところで、中年のおじさんに声を掛けられました。「どこまで帰るのか?自分は故宮の喫茶店に品物を届けてこれから車で帰るところなので、乗っていかないか?安くしておくよ」と日本語で誘ってきました。いわゆる「白タク」だったんですね。最初は断ったのですが、タクシーよりも安いよとか何とか言われて、面倒くさくなった事もあり乗る事にしました。そしたら途中で、「近くに私のお茶の店があるから寄っていかないか?」との更なるお誘いが来ました。つまり、お茶屋の親父が白タクして、自分の店に客を呼び込んでいると言う事でした。結局、私はそこで高いお茶を買わされるはめになってしまいました。まあ、お茶は土産になるし、今回の件はお土産話になると、自分で納得して帰ってきました。皆さん、ご注意下さい。