「MovableType3.151-ja」から「3.2-ja」にアップグレードしました。「Movable Typeユーザー・マニュアル: 既存環境からのアップグレード」を参考にしました。バックアップも取らずにいきなりで、ちょっと緊張しながらの作業でしたが無事完了です。基本的には、ファイルを上書きするのですが、設定ファイルが「mt.cfg」から「mt-config.cgi」に変更になった事、従来mt-db-pass.cgi に記述していたデータベースのパスワードも「mt-config.cgi」に設定する事に注意が必要です。
以下アップグレード手順のメモです。
(1)設定ファイル「mt-config.cgi」の変更。基本的には、従来「mt.cfg」に記述していた内容を「mt-config.cgi」に記述します。私の場合は、以下を修正しました。
・28行目 CGIPath
・35~39行目 MySQL関係設定。従来「mt-db-pass.cgi」に記述していたパスワードを DBPassword に設定。
・186~189行目 suexecのため「00222」を設定。
(2)私の場合は、展開したファイルを「public_html/cgi/mt/」以下にそのままアップロードで上書きします。
(2)システムチェックを実行します。「mt-check.cgi」にアクセスします。最後に、「準備が整いました。」というメッセージが表示されれば、無事終了です。
(3)セットアッププログラムを実行します。「index.html」にアクセスし、「ログイン」をクリックします。この結果、「mt-upgrade.cgi」が実行されます。私の場合、ここで、「Error 500 Internal Server Error発生」のエラーとなってしまいました。「mt-upgrade.cgi」の実行属性が設定されていない事が分かり、以下の様に属性変更しました。同様に「mt-testbg.cgi」の属性を「701」に変更しました。
・「644」 →「701」
無事に実行が完了すると「Movable Typeの最新版のインストールが終了しました。」と表示されます。
(4)Movable Typeのアップグレードを行います。「アップグレードの開始」を押下します。「データベースをアップグレード中...」と表示され、しばらく時間が掛かります。最後に「アップグレードが完了しました。」との表示が出ます。
(5)最後にブログの再構築を行います。
(6)今までの変更内容は上書きされてしまうので、個別に変更していた内容として、「lib/MT/App/CMS.pm」に、blockquoteでの記事の引用の変更を行います。