航空機の往復時間の違いはなぜ?

成田と台北間の飛行時間は、行きと帰りで違っています。私が台湾出張で最後に利用した9月時点のJAAの時刻表によると、以下の様に15分ほどの差があります。私は最初、この違いを知らなかったのですが、何回目かの出張で気がつきました。
・成田-->台北 3時間30分
・台北-->成田 3時間15分

この差ができる原因は、いわゆる「偏西風」で、以下の記事が参考になります。一時、私は、航空機の往復時間の違いは地球の自転のせい?と思った事があるのですが、同じ様な誤解をしている人がいて、ちょっと安心しました。

航空豆知識

皆さんは飛行機の時刻表を眺めたときに、同一路線で使用機材(飛行機)が同一機種にもかかわらず、上り便と下り便の飛行時間が異なっていることに気がついたことがあるでしょうか。(途中略)飛行時間の差は、上り便と下り便で若干飛行経路が異なっていることも原因のひとつですが、その大部分は上空に吹く”風”の影響によるものなのです。(途中略)偏西風は、季節によってそのスピードが異なるため、飛行時間もそれに伴って変わってきます。

【JAA台湾 2006年9月1日~10月28日版】
taiwan0609_0610.jpg

ところで、季節による変化については、とても驚きました。12月時点の時刻表によると、行きと帰りで何と1時間もの差があります。すごいものですね!
・成田-->台北 3時間55分
・台北-->成田 2時間55分

【JAA台湾 2006年10月29日~2007年3月24日版】
taiwan0610_0703.jpg

この記事について

このページは、ひろしが2006年12月26日 23:42に書いた記事です。

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