本屋で「グーグル化」の言葉に惹かれて買いました。Web全盛の時代でも「文字+紙」の本が最も時間効率が高い媒体であるとの意見に納得しました。その理由として、①多くの企画の中から厳選・編集された良質なコンテンツである事、②著者が自己実現のために書いている場合が多く、採算度外視で安価な事、③一覧性に優れており、かつ携帯性が高い事、を挙げています。著者は月に100冊、15万円を使うそうです!。すごいですね。私もできるだけ酒代を減らして本代に回す様にしたいと思います。
この本は、私の元々趣味からできた本です。何か書いて欲しいと言われたときに、「情報は通貨である」「自分をグーグル化する」という二つのコンセプトの本でないと書きません、とわがままを言って作りました。お陰様で、多くの方にご評価いただき、特に口絵の自転車姿のインパクトについては、いまでもずいぶん後々まで、言われています。効率化はギスギスするためではなく、ワークライフバランスを整えるため、そう考えてこの本を読んでいただければと思います。