NHKラジオのストリーミング配信を録音できないものかと探していたら、「仮面舞踏会」なるフリーソフトが見つかりました。FLASHプレーヤで再生している音声を録音するもので、ダウンロードしている訳ではありません。ラジオを聴きながら、テープレコーダに録音している様なイメージです。また、録音している間にPC上で再生されるエラー音などもそのまま録音されてしまうので、注意が必要です。録音の開始と終了は、基本は手動で操作が必要ですが、タイマー録音機能を利用すると、終了処理を自動化する事が可能です。その時、WAVからMP3への変換も自動で行う事ができます。
しかし残念な事に、時々ストリーミングが途中で切れてしまう症状があります。そのため、無事終了するまで聴いている必要があり、タイマー録音の意味がありません。NHKさん、なんとかして下さい。
設定および録音の手順は、以下のとおりです。(1)基本設定と(2)入出力ラインの設定は、初回のみの設定です。
(1)基本設定
「設定」メニューから「基本設定」を選択します。
・WAVファイルとMP3ファイルの保存先を設定します。デフォルトのままでも問題ありませんが、自分の管理しやすいフォルダを指定します。
・「録音終了後の保存名に日時を付加する」をチェックします。これで上書きの防止ができます。
・「アプリ起動時にステレオに相当するラインの自動選択を試みる」のチェックを外します。私の環境ではこのチェックが入っていると、正しい録音ラインが選択されず録音できませんでした。
(2)入出力ラインの設定
「設定」メニューから「入出力ライン設定」を選択します。
ここからコントロールパネルのボリュームコントロールと同じ設定が出来ます。私の環境では、録音ラインとして「録音マスタ」を選択する必要がありました。
(3)タイマー録音の設定
「設定」メニューから「タイマー録音設定」を選択します。
・「録音日時」の「開始時間」には、この後の操作時間を考えて、現在時刻から1分ほど先の時間にします。録音時間は、配信時間に合わせて15分とします。
・「録音後処理」として、「MP3変換」および「オリジナル削除」にチェックを入れます。これで、録音終了時にMP3変換が行われると共にWAVファイルは削除されます。
「予約」ボタンをクリックすると、以下の様にアプリケーションを閉じる様に言われるので、終了します。
しばらくして以下の様な「懐中時計」のメッセージが表示されるので、「OK」をクリックします。タスクトレイにアイコンが表示されます。
(4)録音開始
録音時間が来ると、「仮面舞踏会」が自動的に立ち上がり、録音が開始されます。そこですぐに、NHKの配信ページのFLASHプレーヤーで再生を開始します。後は、終了を待つのみです。