「Fedora 11」アップグレードインストール

先日、「Fedora 11」のインストールがディスク破損でエラーになってしまいましたが、新しいディスク(DVD-RW)を作成し、ようやくインストールできました。途中、ブートローダ関連でいくつか問題があったので、メモしておきます。

(1)最初は「Fedora 11」の新規(上書き)インストールをしました。インストールは問題なく完了したのですが、再起動後に、ブートローダ(System Selector2)のメニューになぜか「Fedora 11」が表示されませんでした。インストール時の「ブートローダーデバイス」の設定では、「First sector of boot partition-/dev/hdc1」を選択しました。

「Fedora 11」になって、デフォルトのファイルシステムが「ext3」から「ext4」に変更になった事が原因かとも思い、「ext3」に変更して(パーティション確認画面にて変更)、インストールしてみましたが、同じくだめでした。

(2)そこで、「Fedora 10」に戻してから、アップグレードインストールをする事にしました。まずは、「Fedora 10」の新規(上書き)インストールです。インストールは問題なく終わり、再起動時の「System Selector2」のメニューにもちゃんと「Fedora 10」が表示されました。しかし、「Fedora 10」を選択してもGRUBメニューが表示されず、画面はブランク表示のままです。仕方なく、リセットして、今度は「Fedora 10」のアップグレードインストールを実行しました。この時の「ブートローダー」は、「新たに設定」を選択しました。ファイルのコピーは行われず、ブートローダのみを書き込まれる形になりました。これで、「Fedora 10」が無事立ち上がりました。

(3)いよいよ、「Fedora 11」へのアップグレードインストールです。「ブートローダの設定」画面では、「ブートローダの更新をスキップ」を選択しました。これで、ようやく「Fedora 11」のインストールが完了しました。

実際には、上記の(1)~(3)を試行錯誤しながら進めたので、インストール回数はもっと多いです。いつもながら、ブートローダ関係では苦労します。

この記事について

このページは、ひろしが2009年6月27日 23:53に書いた記事です。

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