映画「劔岳 点の記」

映画「劔岳 点の記」を見ました。とてもいい映画でした。案内人の宇治長次郎役の香川照之がいいです。最近の映画には珍しく実写映像だけで作られていたところも良かったです。私もかつて二十代~三十代前半の頃に山に登っていましたが、その頃を懐かしく思い出しました。

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映画で使われているクラシック音楽がこれまた良かったです。音楽を担当した「仙台フィルハーモニー管弦楽団」の2009年5月22日付けニュースに、映画「劔岳 点の記」で使われた曲のリストが掲載されていました。
・J.S.バッハ(編曲/池辺晋一郎):幻想曲とフーガ ト短調 BWV542 より「幻想曲」
・J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068 より“G線上のアリア”
・ヴィヴァルディ:四季「冬」作品8 RV297
・ヴィヴァルディ:四季「春」作品8 RV269 より 第2楽章
・ヴィヴァルディ:四季「秋」作品8 RV293 より 第2楽章
・ヘンデル(編曲/池辺晋一郎):ハープシコード組曲第2番 HWV437 より 第4曲サラバンド
・マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調 より 第2楽章
・アルビノーニ:アダージョ ト短調

ところで、測量隊が登頂したのは、明治40年7月13日ですが、7月13日は昨年亡くなった我が家のタローの誕生日でした。


(2009年7月6日追記)
「劔岳」は、「剣岳」とも書かれますが、Wikipediaに解説がありました。
「剱」の字には多くの異体字があり一般には常用漢字表の字体を用いて剣岳と表記されることが多いが、地元の上市町は剱岳が正しい表記であるとしている。国土地理院は上市町からの申請を受け、立山町の同意を得た上で2004年発行の地形図から「剱岳」と表記している。

(2009年7月7日追記)
物置から過去の登山手帳を引っ張り出してきました。私が剣岳に登ったのは、25年前(1984年)の7月1日~7月4日(夜行3泊4日)に友人と二人の山行でした。以下の様なコースでした。7月3日に仙人池で、骨折した人を救助した記録がありました。かすかに記憶が残っています。
・7月1日:信濃大町~黒部湖~黒部平~大観峰~室堂~剣御前~剣沢山荘
・7月2日:剣沢山荘~一服剣~前剣~剣岳~剣小屋~真砂沢山荘
・7月3日:真砂沢山荘~二股~仙人池~阿曽原温泉~ケヤキ平温泉
・7月4日:ケヤキ平温泉~宇奈月~魚津

【関連サイト】
劔岳 点の記 - 映画作品紹介映画『劔岳 点の記 -ツルギダケ テンノキ-』公式サイト映画「劔岳 点の記」公式ブログ

この記事について

このページは、ひろしが2009年7月 4日 23:32に書いた記事です。

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