昨日(4月12日)、福島原発事故の評価尺度(INES)が最も深刻な「レベル7」に引き上げられました。「レベル7」はチェルノブイリ原発事故(1986年)に次いで2例目です。但し、放射性物質の推定放出量は同事故の1割程度であり過大評価ではないかとの見解もある様ですが、いずれにしても深刻な状況です。現場で日夜努力している事は判りますが、日本の高い技術力を結集して何とかならないものかと思ってしまいます。放水作業などはロボットなどに活躍してもらってもいいのではないでしょうか。話は変わりますが、私は、チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日)のすぐ後の5月に1週間ほど、海外出張で西ドイツのミュンヘンに行きました。何事もなく帰ってきましたが、今から思うと結構危険な環境でした。
危機的な状態が続く福島第1原発事故。その深刻度の評価が地震発生からほぼ1カ月たった4月12日、国際原子力事故評価尺度(INES)で最も深刻な事故に当たる「レベル7」に引き上げられた。