最近、人工知能(AI)に関するニュースが多くなってきましたが、下のニュースにある「チャットボット」に関しては、以前から使われていた技術です。古くは、パソコン通信の時代にも使われていて、「人工無能」とも呼ばれていました。私も、12年ほど前にブログの投稿から言葉を覚えて勝手に投稿してくれるサービス「Blog Pet こうさぎ」を使った事があります。このサービスは既に終わっていますが、その頃の投稿内容はやはり人工無能でした。最近の技術は、より進歩を遂げているのでしょうが、まだまだ「人工無能」の様です。
Microsoftは昨日(米国時間3/23)、ユーザーのメッセージに返事をする人工知能ボット、Tayをリリースした。Twitterに加えてチャット・サービスのGroupMeとKikが対象だ。しかしMicrosoftはこのTayをスタート早々停止してしまった。問題はこの人工知能が侮辱的ないし人種差別主義的メッセージをそれと認識できないところにあった。
【参考記事】
・チャットボットには大きな将来性―ただし現行製品はどうしてああもダメなのだろう? | TechCrunch Japan(2016年5月31日)