あまりアジア発の標準化の動きは無かったので、注目して行きたいと思います。
ミラクル・リナックスの新たなOS「MIRACLE LINUX V3.0」が6月末に発売される。「MIRACLE LINUX V3.0」は、アジア地域に根ざしたLinuxの標準化を目指す戦略「Asianux」に準拠したOSだ。従来、Linuxに限らず、ITの主流は欧米が中心だった。これに対して「Asianux」は、日本、中国の協力体制を軸にした、アジアからの発信であることが注目される。「Asianux」は戦略の名称だけでなく、Linuxのディストリビューション名でもある。米RedHatのRed Hat Enterprise Linuxを基盤としてミラクル・リナックスと中国のRed Flag Softwareが共同開発、日本では「MIRACLE LINUX V3.0」、中国では「Red Flag DC4.1」のブランドで販売される。