先日の「Helix Player 1.0」と「RealPlayer 10」のベータ版公開に関連したライセンスの緩和です。さらに、NovellとRedHatの2社との提携によって、デスクトップ領域でのLinuxの存在感が増してきますね。
今回RealNetworksが発表したのは、RealPlayer10の基盤となっている「Helix Player」と、その核となる「HelixDNA Client」のライセンス形態に、新たにGPLを加えたというもの。これに関連してRealNetworksは、NovellとRedHatの2社との提携を発表。Novellは、次期Linuxディストリビューション配布時に「RealPlayer 10 for Linux」を、RealAudio、RealVideo、Ogg Vorbis、Theoraメディアコーデックのためのデフォルトプレイヤーとして採用することを決めた。また、RedHatは「RealPlayer10 for Linux」が今年夏に発表され次第、RedHatのデスクトップ向け製品にRealPlayer10を搭載することを明らかにした。
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ところで、NovellとLinuxのつながりが今一ピンと来なかったのですが、Novellは2004年1月13日にSUSE Linuxを買収したんですね。
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