先週、リフレッシュ休暇を利用して妻と湯布院に行ってきましたが、いくつか驚きと発見がありました。
(1)「湯布院」と「由布院」、どっちが正解?
パンフレットやガイドブックに両方の記述があり、不思議でした。由布院駅前の観光案内所で聞いてみました。元々は、「由布院」と言う地名だった様ですが、昭和30年に由布院町の隣の「湯平村」と合併する事になり、「温泉」を印象付けるため「湯平」の「湯」を取り「湯布院」となったそうです。町の正式名称は「湯布院町」ですが、駅は「由布院駅」、山は「由布岳」です。その他、観光地や旅館は自分の判断でどちらかを使っているそうです。
ところで、この湯布院町も、庄内町、挾間町と合併する動きがある様ですが、新市の名称を含めもめている様です。
(2)由布院駅には女子トイレしかない。
すぐとなりに男女の公衆便所があるので、困る事は無いのですが、駅に男子便所が無いのは驚きでした。この町は全体的に女性客をターゲットにしている様で、例えば、私が泊まった旅館でもTVにはアダルトチャンネルはありませんでした。旅館のお仲居さんの話では、隣の別府が男天国の様になっているので、そうならない様に町作りをしたとの事です。
(3)金鱗湖は昔は臭かった。
これも旅館のお仲居さんの話ですが、現在の様な観光地になる前は、臭い匂いがする池だった様です。藻がからまるくらいのきたない状態だったものをきれいにして現在の湖ができた様です。
(4)プロジェクトX
実は、今年(2004年)の7月21日深夜のプロジェクトXの再放送で、「湯布院 癒やしの里の百年戦争」を見ましたが、この時、結構感動しました。この番組は、物作りに関するテーマが中心だったので、町作りを題材にした番組そのものもちょっと変わった気がしました。ところで、旅館の女将(仲居さんではありません)の話では、番組で紹介された内容は大分昔の話で、女将さん自身はその当時の苦労はあまり知らないとの事でした。