RSD(Really Simple Discovery)とは

インデックス・テンプレートの一つである「RSD(rsd.xml)」がどう言うものなのか以前から気になっていました。ひらたさんの書籍「ウェブログ入門」によると、『「Really Simple Discovery」の略で、MovableTypeのAPIなどを自動的にツールにわかるようにするためのファイルです。普通は変更する必要はありません。』となっています。確かに今までに触った事も無く、普段使う上では意識する必要も無い様です。
Googleで検索してもあまり引っかかりませんでしたが、「RSD は、XML-RPC を利用するソフト向けの discovery 用の情報」である事や、これを使うと「MovableType のサポートしている Blogger API や metaWeblog APIが利用できる」事などが判りました。「XML-RPC API」については、Movable Typeユーザー・マニュアルの「XML-RPC API」に少し説明がありました。

【2008年5月9日追加】
Movable Type 4 ドキュメントの説明には、「RSD:Really Simple Discoverability の略で、外部のサービスがユーザーの作成したブログの情報を利用したいとき、必要な情報をツールが自動的に取得できるように提供しているファイルです。通常はここに手を加える必要はありません。」とありました。

rsd.xmlファイルの記述内容は、名前のとおりに非常にシンプルです(その事が名前の由来では無いと思いますが)。これを見ると、APIとして、「MetaWeblog」、「MovableType」、「Blogger」、「Atom」が記述されています。

【rsd.xmlファイルの記述内容(2008年5月9日更新)】
<?xml version="1.0"?>
<rsd version="1.0" xmlns="http://archipelago.phrasewise.com/rsd">
<service>
<engineName>Movable Type 4.1</engineName>
<engineLink>http://www.sixapart.com/movabletype/</engineLink>
<homePageLink>http://nakamura-hiroshi.com/blog/</homePageLink>
<apis>
<api name="MetaWeblog" preferred="true" apiLink="http://nakamura-hiroshi.com/mt/mt-xmlrpc.cgi" blogID="1" />
<api name="MovableType" preferred="false" apiLink="http://nakamura-hiroshi.com/mt/mt-xmlrpc.cgi" blogID="1" />
<api name="Blogger" preferred="false" apiLink="http://nakamura-hiroshi.com/mt/mt-xmlrpc.cgi" blogID="1" />
<api name="Atom" preferred="false" apiLink="http://nakamura-hiroshi.com/mt/mt-atom.cgi/weblog" blogID="1" />
</apis>
</service>
</rsd>

【関連記事(2008年5月9日追加)】
RSD(Really Simple Discoverability) とはAPIを自動判定しちゃう

この記事について

このページは、ひろしが2005年5月11日 00:35に書いた記事です。

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