「Firefox」はIEより安全と言われていますが、「Firefox」にも脆弱性が見つかっています。ソースコードを見て判断する技術も力もありませんが、本当に安全なのでしょうか?今までは、ブラウザのシェアが低かったために、狙われる機会が少なかったと言う面もあったのではと思います。
デンマークのSecuniaは8日、Webブラウザ「Firefox」のJavaScriptに危険度の高い脆弱性2件が存在すると報告した。この脆弱性により、任意のプログラムが実行されてしまう可能性があるとして、Secuniaでは危険度を5段階中で最も高い“Extremely critical”としている。
例えば、以下の様な意見がありました。「Firefox」の市場シェアが10%を超えた現在、ブラウザの普及率に依存していると言う点は、納得できます。
さらに、Firefoxは構造的にIEよりも安全性が高いとする主張を問題視する読者もいる。「Firefoxのほうが安全と言われるのは、いまのところ同ブラウザがそれほど普及していないためかもしれない。しかし、ユーザー数が一定の数に達すれば、同ブラウザもハッカーから狙われることになる。そうなれば、ソースコードが公開されている分、Firefoxのほうが悪用されやすいだろう。そしてパッチがリリースされた際には、脆弱性の所在を知ることや古いバージョンを狙うことも簡単だろう」とロンドンのある読者は書いている。