NHKラジオのストリーミング配信を「Orbit Downloader」でダウンロードする

上記のツールバーの左端のボタンをクリックすると、プルダウンメニューが表示されるので、「Recorder Setting」を選択します。

デフォルトのままでも問題ありませんが、必要に応じてファイルの保存フォルダ（Save file to）と、キャッシュフォルダ（Catch directory）を変更します。

【ストリーミング配信のダウンロード】
NHKの配信サイト（例：まいにち中国語）のFLASHプレーヤで番組を選択し再生を開始します（2009年5月6日追記：ストリーミング配信の操作画面が変更になりました）。しばらくして、ツールバーの黄色部分の左側の数字が「0」から「1」に変わります。「Orbit Downloader」がストリーミングを検知した事を示しています。

黄色部分をクリックすると、以下の様な画面が表示されるので、右下の「Download it」をクリックします。

これでダウンロードが開始され、黄色中央の数字が「0」から「1」に変わります。ダウンロード中は、ダウンロードしたバイト数が更新されて行きます。ダウンロードが完了すると、自動的に終了するはず・・・と思ったのですが、再生が終わっても終了しなかったので、私は、「Stop」をクリックして終了しました。

黄色右端の数字が「0」から「1」に変わり、ダウンロード完了です。

上記を繰り返して、1週間の5回分をそれぞれ録音します。この時、次の回を録音する場合に、一旦ブラウザを再読み込みする必要がありました。そうしないと、ストリーミングが検出されませんでした。（2009年5月6日時点で、操作画面変更と共に、この再読み込みは不要になりました。）最後に、ファイルの保存フォルダを見ると、「.flv」ファイルが格納されています。

【MP3変換とカット処理】
私はMP3プレーヤで聴きたいので、「.flv」ファイルを、MP3に変換します。「仮面舞踏会」の作者が公開している「hugflash」で変換しました。手順などは、下記の記事を参考にして下さい。
・「HugFlash」でFLASH（.flv）をMP3に変換

次に、ファイルを再生したところ、なぜか、番組開始から約70秒程度が繰り返し録音されていました。そこで、mp3DirectCutで、冒頭部分を切り取りました。手順などは、下記の記事を参考にして下さい。（2009年5月6日時点で、操作画面変更と共に、繰り返し現象は無くなり、MP3のカット処理も不要になりました。）
・「mp3DirectCut」でMP3を編集

【その他】
NHKラジオの今年度のストリーミング配信は、FLASHプレーヤ上でRTMP（Real Time Messaging Protocol）を使用しています。このRTMPをダウンロードできるソフトには、All streaming media recording softwareによると、いくつか紹介されていますが、この中ではフリーソフトは「Orbit Downloader」だけでした。

私が試した環境によっては、「Orbit Downloader」がストリーミングを検知しない状況がありました。パケットモニタで確認したところ、ファイアウォールなど環境によってはRTMPでは無く、HTTP（トンネリング？）で配信される様です。