iPhoneのメール環境を調べていて、Gmailをプッシュで通知してくれる「PushGmail」と言うアプリが非常に好評だと知りました。このアプリで使われている技術が「Apple Push Notification Service(APNS)」と呼ばれる、サードパーティーへの「着信機能の開放」と言える機能です。こんな事ができるのもiPhoneのすごいところなんでしょうね。
このPNS、文字どおり「プッシュ型データ通知サービス」。Appleが運営するPNSサーバに信号を送ると、携帯電話回線を利用しクライアントであるiPhoneへ送信、いわゆるプッシュ型の通知サービスとして機能する。たとえばチャットのようなアプリケーションの場合、相手のメッセージを待つ間もプロセスを常駐させなければならず、しかもその間は電力を消費するため、パフォーマンスにもバッテリーの保ちにも悪影響を及ぼすが、PNSを利用すればそのような懸念から開放される。サードパーティーに向けた「着信機能の開放」とも解釈できるこの機能、他の携帯電話に見られないことは言うまでもない。