Chromeでhttpアクセスが勝手にhttpsに変わる

Nakamura's IP Blogを常時SSL化したのですが、そのついでに、このブログをhttpsでアクセスすると、どう見えるのだろうかと試してみたのですが、正常に表示されない事が確認できました。そこまでは良かったのですが、その後、httpでアクセスしてもなぜかhttpsに変わってしまいます。ネットで検索してみると、Google Chromeで発生する症状の様で、結構ハマっている方が他にもおられました。

原因は、「HSTS(HTTP Strict Transport Security)」と呼ばれる技術に起因している様です。「HTTS」は、Wikipediaによると「WebサーバーがWebブラウザに対して、現在接続しているドメインに対するアクセスにおいて、次回以降HTTPの代わりにHTTPSを使うように伝達する。」との事です。そして、Chromeの場合はこの伝達されたドメインへのアクセスを記憶(キャッシュ)してしまっている事が直接の原因で、キャッシュを削除する事で解決しました。
Chromeの「設定 > 詳細設定 > 閲覧履歴データを削除」から「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れ「データを削除」を実行します。

他に解決策として、Chromeで 「chrome://net-internals/#hsts」にアクセスし、「Delete domain security policies」に該当のドメインを入力して削除すればOKとの記事があったのですが、この方法では解決できませんでした。

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このページは、ひろしが2020年5月 4日 13:12に書いた記事です。

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