SynologyのNASが過負荷で通信断

昨年購入したSynologyのNASですが、非常に動作が重くなり、いつの間にか接続が切れてしまう状況が出てきました。Synologyのサポートに問い合わせたところ、過負荷に陥っていた事が判りました。サポートからの以下のアドバイスに従って、実行中のパッケージ数を減らす事で、安定した動きに戻りました。問い合わせは、日本語でもOKでした。

日本語でのお問い合わせを承っておりますので、以下日本語にてご案内させていただきます。

「DS audioを使っている間に応答が返ってこなくなる事がある」というお問い合わせとして承ります。
ご提供いただいた状況から、DS119j のリソース(CPU/メモリ)不足により、DS119jが応答できない状況になっている可能性が考えられます。

DS119j では、高性能なCPUや大容量のメモリが搭載されていないため、複数のサービスやパッケージが同時に実行されているとCPUおよびメモリに余裕がなくなり、応答性が悪くなってアクセスが難しくなることがあります。

これは DS119j のハードウェア性能に依存した状況です。そのため、回避策として下記の方法が挙げられます。

NASで実行中のパッケージ数を減らす
ファイルのインデックス処理の停止

【詳細状況】
対策前のリソース状況です。ディスクとボリュームの使用率が100%になっていました。

202005071359-synology.PNG

アドバイスに従って従って下記を行いました。
(1)パッケージの停止
サポートから指定のあった停止不可の3つのパーッケージ(「Audio Station」、「Universal Search」、「File Station」)以外の15のパッケージを全て停止しました。
(2)インデックス処理の停止
インデックス処理は行われていない様で、こちらは不要でした。

上記の結果、予想以上にサクサク動くようになりました。停止した15のパッケージは、購入直後にインストールしたものや、最近になりWordPressを動かそうとしてインストールしたもので、かなりの負荷になっていた様です。
現在のリソース状況です。ディスクとボリュームの使用率は、ほとんど無くなりました。これで、しばらく様子を見る事にします。
202005111655-synology.PNG

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このページは、ひろしが2020年5月11日 21:55に書いた記事です。

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