ライン入力からの音声レベルが低い?件について、継続調査をしました。現象としては、Windowsの場合とLinuxの場合とで、ライン入力のモニター・録音された音声レベルが異なる(Windowsの場合が小さい)ものです。本日の確認時点で、Windowsの場合に最初はよかったのですが、ある時点で急にレベルが低下する現象が発生しました。その後は、リブートしても、電源オフオンしても、レベルは低い状態から戻らないのですが、少なくともいい状態があった事が確認できました。何らかの要因で、ライン入力のレベルが低下してしまう様です。継続して調べて見ます。
ライン入力からの音声レベルが低下している状態での状況は以下のとおりです。
(1)音声レベルの状況について
ライン入力に同じ信号を入力した状態で、スピーカからのモニター音を聞くと、Windowsの場合は、Linuxに比べて半分程度(-3db)の音量です。また、Windowsのサウンドレコーダと、Linuxのサウンドレコーダでそれぞれ録音してみました。その結果、両者で、録音された信号のレベルが大きく違いました。Windowsの場合の録音レベルが非常に小さく、Linuxの録音レベルと同じにするためには、入力信号のレベルそのものを大きくする必要がありました。
(2)調査環境等
①サウンドカードは、Sound BLASTER Live! value を使っています。
②WindowsとLinuxのボリュームコントロールについて、確認しました。
・Windowsのボリュームコントロールでは「再生」と「録音」で別の画面となっています。また、Sound BLASTER Live! ミキサーでは、「再生」と「録音」が同じ画面で確認できます。右端の「REC」が「録音」に該当します。
・Linuxのボリュームコントロールでは、Sound BLASTER Live! ミキサーと同様に「再生」と「録音」が同じ画面で確認できます。右端の「igain」が「録音」に該当します。
【Windowsボリュームコントロール】(上:再生、下:録音)
【Windows Sound BLASTER Live! ミキサー】
【Linux ボリュームコントロール】