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4月18日は「発明の日」

今日は、「発明の日」で、明治18年(1885年)4月18日に「専売特許条例」が公布されてから丁度125周年になります。ちなみに特許第1号は、明治18年7月1日東京府堀田瑞松により出願され同年8月14日に特許付与されたた「堀田式錆止塗料とその塗法」です。そして、この8月14日は「特許の日」です。


発明の日とは?
1885年(明治18年)4月18日に専売特許条例(現在の特許法)が公布されたことを記念しています。
産業財産権制度(工業所有権制度)の普及・啓蒙を図ることを目的として、1954年(昭和29年)1月28日に通商産業省(現在の経済産業省)省議決定に基づいて制定され、同年4月18日に施行されました。
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特許庁@虎ノ門

特許庁のビルの壁に、『4月19日は「発明の日」』との横断幕が掛かっていました。

先月、AppleがiPhoneの特許侵害で台湾HTCを提訴したとのニュースがありましたが、今回は逆に台湾メーカーElan Microelectronicsから特許侵害で訴えられた様です。


台湾の電子機器メーカーElan Microelectronicsは3月30日、米Appleを特許侵害で訴えたと明らかにした。同社は米国の国際貿易委員会(ITC)に訴状を提出し、iPad、iPhone、iPod touch、MacBook、Magic Mouseがマルチタッチ関連特許を侵害していると申し立てている。同社はITCに対して、これら製品の米国への輸入禁止と、既に輸入された製品の販売停止を命じるよう求めている。ITCは30日以内にAppleを調査するかどうかを決定する。Elanは2009年にも、タッチパッド関連特許をめぐって、米連邦地裁にAppleを提訴している。

「iPad」の商標問題は、富士通が米アップルに名称を譲渡する事で決着した様です。いくら金が掛かったのか知りたいところですが、公開できないとの事です。


米アップルが売り出す新しい端末「iPad(アイパッド)」と同じ商品名を、富士通が米国で商標登録申請していた問題で、富士通は27日、アップルによる商標使用を認めたことを明らかにした。富士通は「有償で使用権を譲渡することで合意した。金額など詳細は明らかにできない」(広報)としている。

Googleの携帯電話「Nexus One」の商標登録申請が米特許商標局(USPTO)から却下されました。


Googleが携帯電話「Nexus One」の製品名を商標登録しようとして、却下されたことが分かった。既に「NEXUS」という商標を登録している企業があるためだ。

AppleがiPhoneの特許を侵害したとしてAndroid端末メーカの台湾HTCを提訴しました。


米Appleは3月2日、iPhoneに関連する20の特許を侵害したとして、台湾のHTCをアメリカ国際貿易委員会(ITC)と米デラウェア地区の連邦地裁に提訴したと発表した。HTCは、Googleブランドの「Nexus One」など、複数のAndroid携帯を製造しているメーカーだ。

【関連記事】
Google、Android 2.1搭載の“スーパーフォン”「Nexus One」を発表(2010年01月06日)

アップルが1月に発表した「iPad」の名前についは、生理用品か?とのジョークにもなった様ですが、富士通が登録申請している商標とも重なっている問題もあり、行方が気になっていました。下記の記事によると、富士通の「iPad」登録申請に対する異議申し立て期間を引き延ばしていて、2010年2月28日が期限となっている様です。その結果については、現在時点ではまだニュースに流れていません。


3年後の今年1月27日、Appleは10年代の幕開けをタブレット型端末「iPad」の発表で飾った。iPhoneで痛い思いをしたAppleが、まさか商標問題で同じ轍を踏むはずはないと誰もが思っただろう。ところがすぐに、富士通の米国法人Fujitsu Transaction Solutionsが米国において「IPAD」の商標登録を申請済みであると報じられた。またしても、いきなり暗雲である。
【Fujitsu Transaction Solutionsの「iPAD」】
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アップルとノキアがお互いの特許侵害で提訴と訴訟を繰り返しています。昨年の10月からの経緯は以下の様になっています。シェアダウンで苦しいノキアが、iPhoneで絶好調のアップルから金を取りたいとの背景もあるのでしょう。

・2009年10月22日 ノキアがアップルを米国デラウェア連邦地裁に提訴 ・2009年12月11日 アップルがノキアを米国デラウェア連邦地裁に逆提訴 ・2009年12月29日 ノキアがアップルを米国際貿易委員会(ITC)に提訴 ・2010年1月15日 アップルがノキアを米国際貿易委員会(ITC)に逆提訴 ・2010年1月25日 ITCがノキアの提訴によるアップルの調査を決定 ・2010年2月19日 ITCがアップルの提訴によるノキアの調査を決定(下記の記事)


米国際貿易委員会(ITC)は2月19日、フィンランドのNokiaに対して特許侵害の疑いで調査を行うことを明らかにした。米Appleによる申し立てを受けての決定だ。Appleは1月に、Nokiaに携帯電話関連の特許を侵害されたとしてITCに提訴した。Nokiaの侵害製品の米国への輸入および販売差し止め命令を求めている。ITCは調査完了の具体的な日程を明らかにしていないが、できるだけ早急に判断を下すとしている。

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