一昨日、職場の中文同好会の成果発表会がありました。私は最後の閉会を指名されていたので、日本流の三本締めで終わりました。中国には、三本締めとか一本締めの慣わしは無い様で、今回は中国人講師も居たので、簡単にその意味を紹介しました。以下のサイトを参考にさせて頂きました。
まず最初の「よぉ~」は「祝おう~」を略した形です。
そして全部で10回手を叩くわけですが、リズムで分けると「3回×3回+1回」ですね。
最初の9回、9を漢字にすると「九」。それに最後の1回(点)を加えて、漢字の「丸」にします。つまり、「その場を丸く収める」という意味があるのです。
では、3本締め、1本締め、1丁締めの違いは何でしょうか?「三本締め」の場合、一本目は主催者に、二本目は来賓・来客に、三本目はこの行事そのものに対する意味をもっているそうです。(三本目は「その場に参加できなかった人に向けて」とも言われています。)
ちなみに、私を含めて6人は、中文特許研究科として、中文特許の読み方などを中心に10ヶ月ほど勉強してきました。今回は、教材で使用した中文特許の特許請求の範囲に当たる部分を、中国語原文と日本語訳で紹介しました。他に中国人講師による漢字の歴史についての発表や、入門コースメンバーによる中国語の歌「恭喜发财」の発表などもあり、楽しい発表会でした。