「RealPlayer 11」日本語正式版がリリースされました。「RealPlayer 11」には動画のダウンロード・保存機能が搭載されています。最初、このニュースを見た時は、リアルネットワークスともあろうところがこんな事やっていいの?とびっくりしました。最近、RealPlayerを使う事がほとんど無くなってしまったところでのGood Newsです。もちろん、無料版でOKです。
リアルネットワークスは、メディアプレーヤー「RealPlayer 11」日本語正式版のダウンロード提供を開始した。利用は無料で、対応OSはwindows Vista/XP。「RealPlayer 11」は、新たにWebサイトなどに掲載された動画をダウンロードできる機能を追加した同社メディアプレーヤーの最新バージョン。DRM処理が施された動画ファイルに関しては、ダウンロードすることはできない。
【使い方】
「RealPlayer 11」をインストール後に、Youtubeなどの動画が埋め込まれたページで動画の上にカーソルを乗せると、右上に「このビデオをダウンロード」ボタンが表示されます。下図は、私がYoutubeにアップした動画のページでこのボタンが表示されたところです。
「このビデオをダウンロード」ボタンをクリックすると、下図の「ダウンロードおよび録音マネージャ」が起動され、ダウンロードが行われます。
実際にダウンロードされたファイル名は、下図の様に「(そのページのTITLE).flv」となりました。その他に私が以前アップしたWindowsMediaとRealMediaの動画もダウンロードできました。ファイル名はいずれも「(そのページのTITLE).ivr」となりました。
【環境設定】
特に設定をしなくても問題はありませんが、変更しておくと後で管理が楽になります。「ツール」メニュから「環境設定」を選択します。左の「カテゴリ」から「ダウンロードと録音」を選択すると、以下の画面が表示されます。「ファイルの保存先」で、ダウンロードしたファイルの保存フォルダを指定できます。また、「このビデオをダウンロード」ボタンの表示タイミングも設定できます。
【サポートファイル形式】
Real Media、Windows Media、Flash、QuickTimeで、かつDRMで保護されていない動画であれば、ダウンロード保存できます。上記のダウンロード例にも書きましたが、WindowsMediaを保存した時のファイル形式は「.ivr」となります。この「.ivr」は、エクスプローラ上では「インターネットビデオ録画」と表示されますが、RealPlayerの独自形式の様です。