私は普段は、Walkmanに音楽ファイルをダウンロードして聴いていますが、時にはiPhoneから自宅のSynologyNASに接続して聴く事もあります。自宅のネットワークへの接続となると、一般的にはルータのポートフォワーディングなどの設定が必要ですが、SynologyNASの「QuickConnect」機能を使うと、その様な設定は不要です。とても簡単に接続する事ができます。大雑把に言うと、自宅NASに直接接続するのでは無く、SynologyのQuickConnectサーバに中継してもらって接続する形になります。なので速度的には少し落ちますが、私の様な使い方では特段の支障はありません。
【参考記事】
・Synology QuickConnectホワイトペーパー
・IPv6で直接NASにつなげばいいじゃん! IPoE IPv6環境では外部からNASへアクセスできない?を検証してみた(INTERNET Watch2018年11月26日)
マルチメディアの最近の記事
私は音楽プレーヤにWalkmanを愛用していて、管理ソフトにMedia Goを使っています。Media Goに搭載されている「SensMe」を最近になって始めて知り、せっかくなので使ってみました。感想としては、それほど有難いものでは無いなという感じです。もっとも、Media Goは数年前にダウンロードサービスが終了しているので、使っている人も限られているのではと思います。英語版Wikipediaに解説がありました。下記はGoogleChromeによる日本語翻訳です。
SensMe SensMe ™は、Sony Corporationによって作成された独自の音楽ムードおよびテンポ検出システムであり、多くのソニーブランド製品、特にウォークマン MP3 / MP4プレーヤー(E [1]およびSシリーズ[2])、Media Go、PlayStation Portableで採用されています、ソニーエリクソンの電話シリーズ。
技術仕様
SensMeは、音楽トラックのムードとテンポに基づいて、音楽を2軸マップにマッピングすることで機能します。[3]ムードとテンポは、音楽トラックを個別に分析し、関連するトラック情報を計算する適切なソニー互換ソフトウェアを使用して決定されます。分析されたトラックは、直感的な2軸マップにプロットでき、デバイス上の音楽ライブラリをナビゲートできます。また、プレイリストは、相対速度と気分に基づいて生成できます。横軸はムード、縦軸はテンポに基づいています。
iTunesのアルバムアートワーク自動取得ソフト「ITunEsTooL」を「管理者として実行」した場合にネットワークドライブが参照できない問題があった事を書きましたが、原因は、ネットワークドライブのアクセス権限にありました。ネットワークドライブのアクセス権限は、設定したユーザーのみに与えられて、他のユーザーはそのドライブを参照することはできません。先に、私自身のログインユーザーとして、NASに「Z」ドライブを設定しましたが、この「Z」ドライブは、他のユーザーからは参照できません。今回の場合、「ITunEsTooL」ソフトを管理者権限で起動したのですが、管理者権限を有する別のユーザーが起動している事になり、NASの「Z」ドライブがアクセス出来なかったという訳です。
この問題は、Windowsのレジストリを変更する事で解決できました。
(1)windowsのスタートボタンを右クリックして「ファイル名を指定して実行」をクリックし、コマンドプロンプトから「regedit」と入力してレジストリエディタを起動します。
(2)レジストリエディタで、以下のキーに値とデータを設定します。
【キー】HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Policies¥System
【値】EnableLinkedConnections
【値のデータ】1(DWORD32ビット)
(3)レジストリエディタを終了して、コンピュータを再起動します。
iTunesのアルバムアートワークを自動で取得してくれる便利なソフト「ITunEsTooL」がありました。iTunes ライブラリと同期して、未設定のアルバムアートワーク(ジャケット画像)を自動で取得して設定してくれます。
(1)ソフトの起動は、アイコンを右クリックして「管理者として実行」から、管理者として実行します。本ソフトの起動と共にiTunes も同時に起動します。なのですが、最初はここで、iTunesのライブラリが見つからないとのメッセージが出て起動できませんでした。iTunesのメディアフォルダをNASに移行したところでしたが、本ソフトを「管理者として実行」した場合に、ネットワークドライブのアクセス権限の関係でネットワークドライブが参照できない事が判り、対策処置を行いました(詳細はこちら)。
(2)無事にソフトを起動できた後は、下図の画面で「iTunesと同期」を実行します。
iTunesのメディアフォルダをNASに移行したところで、試しにいくつかのデータをCDから取り込んでみました。データが保存されたフォルダを確認したところ、予想した結果と違いました。「iTunes Media」フォルダの下の「Music」フォルダの下に入ると思っていましたが、なぜか「iTunes Media」と同じ階層に入っていました。
iTunesライブラリをNASに移行しました。iTunesで音楽CDを取り込んで、そのままNASのDS Audioで聴く事ができる様になりました。とても便利です。ただ、iTunesのライブラリについてよく判っていなかった事もあり、少し手間取ってしまいました。
(1)まずは、以下の手順で、NASにネットワークドライブを割り当てます。
・ローカル ネットワーク内で Windows PC から Synology NAS にファイルを保存する
ここではNASの「music」フォルダをZドライブとして割り当てました。ドライブレターとして「Z:」を選びます。フォルダーとして、「¥¥Synology¥music」を入力します。フォルダーは参照ボタンから参照できませんでした。下図は、割り当て後の画面です。
昨年購入したSynologyのNASですが、非常に動作が重くなり、いつの間にか接続が切れてしまう状況が出てきました。Synologyのサポートに問い合わせたところ、過負荷に陥っていた事が判りました。サポートからの以下のアドバイスに従って、実行中のパッケージ数を減らす事で、安定した動きに戻りました。問い合わせは、日本語でもOKでした。
日本語でのお問い合わせを承っておりますので、以下日本語にてご案内させていただきます。「DS audioを使っている間に応答が返ってこなくなる事がある」というお問い合わせとして承ります。
ご提供いただいた状況から、DS119j のリソース(CPU/メモリ)不足により、DS119jが応答できない状況になっている可能性が考えられます。DS119j では、高性能なCPUや大容量のメモリが搭載されていないため、複数のサービスやパッケージが同時に実行されているとCPUおよびメモリに余裕がなくなり、応答性が悪くなってアクセスが難しくなることがあります。
これは DS119j のハードウェア性能に依存した状況です。そのため、回避策として下記の方法が挙げられます。
NASで実行中のパッケージ数を減らす
ファイルのインデックス処理の停止
PCに取り込んだ音楽ファイルを自宅内のスマホで共有して再生できないものかと、いくつか製品を検討した結果、「NASキットSynology DiskStation DS119j/JP」をアマゾンで購入しました(¥14,342)。HDDは含まれていないので、別に「Seagate BarraCuda 3.5" 4TB」(¥7,574)を購入して組み込みました。セットアップを含めて問題なく完了しました。スマホにはアプリ「DS Audio」をインストールしてアクセスします。予想以上に快適です。