太極拳を続けて6年になりますが、未だに基本の「弓歩」で納得の行く動きができません。最近、特に意識しているのは「前の膝をつま先の直上まで進める。逆に膝をつま先より前に出さない。そのため前足は、つま先ではなく踵側に体重を掛ける。」事です。
「弓歩」について、判り易く解説をしているページを見つけたので、引用させて頂きます。最初の写真の動画は、ネット検索すると最初の方に出てくるので私も参考にした事がありますが、何か動きに違和感を感じていました。記事の作者曰く「弓歩でのNG3点、反り腰・膝かぶり・蹴り足の萎え」とあり、そう言う事かと納得が行きました。
2枚の写真の弓歩、野馬分髪と桜膝拗歩の違いはありますが、ここから白鶴亮翅、手揮琵琶への跟歩の動作要領は同じです。
最初の写真の弓歩は大脳で考え作った不自然で繋がらない弓歩のように思えます。
残念ながらここからの跟歩は後ろ足の縫工筋を使って(緊張させ)意識的に(股関節の屈曲)膝を曲げないと絶対に足が半歩寄ってきません。
日本連盟実技テキストの12P、6股関節には・・収胯では縫工筋を緩めて・・とあります。
長年シード選手だった方のようですが・・弓歩でのNG3点、反り腰・膝かぶり・蹴り足の萎え
ご自身のYouTube投稿動画の一コマですが何万回とクリックされ教室もお持ちのようです・・上下2枚の弓歩・・あなたの目で良いと思うのは・・・どちらを選んだかで上達は雲泥の差・・
一方この方の弓歩は・・前胯を正しく(内旋)収め7割重心を乗せた定式
自然にやや前傾した体軸(斜中正)・・鼻先、膝先、爪先が美しく揃った姿勢から
左足胯と右掌が実となる頸の通り(虚実分明)がはっきり見て取れます。 この弓歩から・・
実の推し手の頸と胯の頸を収める(放鬆)ことで鼻先が爪先から踵へ僅かに移動し
体軸が真直ぐ立ち、その体軸が重力で引き込まれる動き(頂勁)で身が立ち
意識することなく後ろ足爪先が必ず理想の場所に軽く自然に半歩寄ってきます。