2020年5月アーカイブ

「Movable Type 6.3.2」から「Movable Type 7.3.0」にアップグレードしました。「Movable Type のアップグレードで旧プラグインをコピーしない方法」を使っているので、旧Verから移行するのは「mt-config.cgi」のみのため簡単に終わりました。アップグレードの手順は、以下のとおりです。

(1)新しいバージョンのアップロード
新たに「mt_new」フォルダを作り、そこに新バージョンのファイルを全てコピーします。
(2)既存環境から、環境設定ファイル (mt-config.cgi) を移行します。
(3)CGIファイルの属性変更
1でアップロードした各CGIファイル(.cgi)の属性を「755」に変更します。
(4)旧バージョンの保存と新バージョンへ切り替え
バックアップのために、現行のフォルダ名を「mt」から「mt632_buckup」にリネームしてそのまま残します。1で作成した「mt_new」フォルダを「mt」にリネームして新バージョンに切り替えます。
(5)アップグレードウィザード実行
「mt.cgi」にアクセスして「アップグレード開始」をクリックします。
(6)各ブログの再構築
以上です。

夕焼け@小貝川から



Googlehomeの便利な使い方があったので早速試してみました。連携サービスIFTTTを使って、音声でEvernoteにメモをアップするものです。Googlehomeに「OK Google、メモして、XXXXX」と言えば、Evernoteにメモ「xxxx」をアップした後で「メモしました」と返ってきます。買い物を思いついた時などに簡単にメモできて便利です。

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私は普段は、Walkmanに音楽ファイルをダウンロードして聴いていますが、時にはiPhoneから自宅のSynologyNASに接続して聴く事もあります。自宅のネットワークへの接続となると、一般的にはルータのポートフォワーディングなどの設定が必要ですが、SynologyNASの「QuickConnect」機能を使うと、その様な設定は不要です。とても簡単に接続する事ができます。大雑把に言うと、自宅NASに直接接続するのでは無く、SynologyのQuickConnectサーバに中継してもらって接続する形になります。なので速度的には少し落ちますが、私の様な使い方では特段の支障はありません。
【参考記事】
Synology QuickConnectホワイトペーパーIPv6で直接NASにつなげばいいじゃん! IPoE IPv6環境では外部からNASへアクセスできない?を検証してみた(INTERNET Watch2018年11月26日)

米レンタカー大手「ハーツ」が破綻しました。「ハーツ」は私のアメリカへの初出張で使った事もあったので、とても残念です。最近、新型コロナウイルスによる破綻のニュースが増えています。早く世界の経済が回復する事を願うばかりです。

米レンタカー大手「ハーツ」経営破綻 コロナの移動制限が影響(2020年5月23日 14時00分) 新型コロナウイルスの感染拡大で人の移動が大きく減っているアメリカで、レンタカー大手の「ハーツ」が日本の民事再生法にあたる連邦破産法の適用を申請し、経営破綻しました。
発表によりますと、アメリカのレンタカー大手「ハーツ・グローバル・ホールディングス」は22日、裁判所に対して、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻しました。負債総額は日本円でおよそ2兆円と見られています。

私は音楽プレーヤにWalkmanを愛用していて、管理ソフトにMedia Goを使っています。Media Goに搭載されている「SensMe」を最近になって始めて知り、せっかくなので使ってみました。感想としては、それほど有難いものでは無いなという感じです。もっとも、Media Goは数年前にダウンロードサービスが終了しているので、使っている人も限られているのではと思います。英語版Wikipediaに解説がありました。下記はGoogleChromeによる日本語翻訳です。

SensMe SensMe ™は、Sony Corporationによって作成された独自の音楽ムードおよびテンポ検出システムであり、多くのソニーブランド製品、特にウォークマン MP3 / MP4プレーヤー(E [1]およびSシリーズ[2])、Media Go、PlayStation Portableで採用されています、ソニーエリクソンの電話シリーズ。
技術仕様
SensMeは、音楽トラックのムードとテンポに基づいて、音楽を2軸マップにマッピングすることで機能します。[3]ムードとテンポは、音楽トラックを個別に分析し、関連するトラック情報を計算する適切なソニー互換ソフトウェアを使用して決定されます。分析されたトラックは、直感的な2軸マップにプロットでき、デバイス上の音楽ライブラリをナビゲートできます。また、プレイリストは、相対速度と気分に基づいて生成できます。横軸はムード、縦軸はテンポに基づいています。

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新型コロナ経済対策の特別定額給付金で買いました。給付金はまだ手に入っていませんが先行投資です。経済活性化の一助になればと思います。

dyson.PNGDYSON Dyson Pure Hot + Cool 空気清浄機能付ファンヒーターHP00IS N アイアン/シルバー

「Walkmeter」で散歩の記録

4月から始めた在宅勤務で、朝と夕方の2回、自宅近くの小貝川の両岸をぐるっと回ってくる約4.5kmのコースを散歩しています。途中、脇道の工事用道路で太極拳の歩きの練習を15分ほどやって、全体で1時間ちょっとです。ネットで見つけたアプリ「Walkmeter」で記録しています。散歩の途中でも、経過時間や地図が確認できるので便利です。

iTunesのアルバムアートワーク自動取得ソフト「ITunEsTooL」を「管理者として実行」した場合にネットワークドライブが参照できない問題があった事を書きましたが、原因は、ネットワークドライブのアクセス権限にありました。ネットワークドライブのアクセス権限は、設定したユーザーのみに与えられて、他のユーザーはそのドライブを参照することはできません。先に、私自身のログインユーザーとして、NASに「Z」ドライブを設定しましたが、この「Z」ドライブは、他のユーザーからは参照できません。今回の場合、「ITunEsTooL」ソフトを管理者権限で起動したのですが、管理者権限を有する別のユーザーが起動している事になり、NASの「Z」ドライブがアクセス出来なかったという訳です。

この問題は、Windowsのレジストリを変更する事で解決できました。
(1)windowsのスタートボタンを右クリックして「ファイル名を指定して実行」をクリックし、コマンドプロンプトから「regedit」と入力してレジストリエディタを起動します。
(2)レジストリエディタで、以下のキーに値とデータを設定します。
【キー】HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Policies¥System
【値】EnableLinkedConnections
【値のデータ】1(DWORD32ビット)

20200516-regedit.PNG

(3)レジストリエディタを終了して、コンピュータを再起動します。

iTunesのアルバムアートワークを自動で取得してくれる便利なソフト「ITunEsTooL」がありました。iTunes ライブラリと同期して、未設定のアルバムアートワーク(ジャケット画像)を自動で取得して設定してくれます。
(1)ソフトの起動は、アイコンを右クリックして「管理者として実行」から、管理者として実行します。本ソフトの起動と共にiTunes も同時に起動します。なのですが、最初はここで、iTunesのライブラリが見つからないとのメッセージが出て起動できませんでした。iTunesのメディアフォルダをNASに移行したところでしたが、本ソフトを「管理者として実行」した場合に、ネットワークドライブのアクセス権限の関係でネットワークドライブが参照できない事が判り、対策処置を行いました(詳細はこちら)。
(2)無事にソフトを起動できた後は、下図の画面で「iTunesと同期」を実行します。
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iTunesライブラリの整理

iTunesのメディアフォルダをNASに移行したところで、試しにいくつかのデータをCDから取り込んでみました。データが保存されたフォルダを確認したところ、予想した結果と違いました。「iTunes Media」フォルダの下の「Music」フォルダの下に入ると思っていましたが、なぜか「iTunes Media」と同じ階層に入っていました。

20200514-itunes1.PNG

特別定額給付金申請書



iTunesライブラリをNASに移行しました。iTunesで音楽CDを取り込んで、そのままNASのDS Audioで聴く事ができる様になりました。とても便利です。ただ、iTunesのライブラリについてよく判っていなかった事もあり、少し手間取ってしまいました。

(1)まずは、以下の手順で、NASにネットワークドライブを割り当てます。
ローカル ネットワーク内で Windows PC から Synology NAS にファイルを保存する ここではNASの「music」フォルダをZドライブとして割り当てました。ドライブレターとして「Z:」を選びます。フォルダーとして、「¥¥Synology¥music」を入力します。フォルダーは参照ボタンから参照できませんでした。下図は、割り当て後の画面です。
20200514-itunes.PNG



昨年購入したSynologyのNASですが、非常に動作が重くなり、いつの間にか接続が切れてしまう状況が出てきました。Synologyのサポートに問い合わせたところ、過負荷に陥っていた事が判りました。サポートからの以下のアドバイスに従って、実行中のパッケージ数を減らす事で、安定した動きに戻りました。問い合わせは、日本語でもOKでした。

日本語でのお問い合わせを承っておりますので、以下日本語にてご案内させていただきます。

「DS audioを使っている間に応答が返ってこなくなる事がある」というお問い合わせとして承ります。
ご提供いただいた状況から、DS119j のリソース(CPU/メモリ)不足により、DS119jが応答できない状況になっている可能性が考えられます。

DS119j では、高性能なCPUや大容量のメモリが搭載されていないため、複数のサービスやパッケージが同時に実行されているとCPUおよびメモリに余裕がなくなり、応答性が悪くなってアクセスが難しくなることがあります。

これは DS119j のハードウェア性能に依存した状況です。そのため、回避策として下記の方法が挙げられます。

NASで実行中のパッケージ数を減らす
ファイルのインデックス処理の停止

私がBIGLOBEに作っていたホームページのURLは、「http://www2h.biglobe.ne.jp/~hnakamur/xxxxxx」の様にユーザディレクトリを示す「~hnakamur」には「~(チルダ)」が付いています。しかし、昨日の記事にも少し触れましたが、ネット検索の結果にリンクされるURLは検索エンジンによっては、「~」無しで「http://www2h.biglobe.ne.jp/hnakamur/xxxxxx」となっている事が判りました。調べた限りでは、Bingは有りで、Googleは無しでした。ちなみに、BIGLOBEのサイトは、「~」有りでも無しでも正常にアクセスできます。そもそも、「~(チルダ)」って何?と思って調べてみると、今となっては過去の産物と言ってもよさそうな気がします。

最近、URLの「/~」を見なくなったのはなぜ?(日経NETWORK 2013.11.08)

 かつて個人のホームページのURLといえば、「http://www.example.net/~user/」のように、「プロバイダーのドメイン名」の後ろに「/~ユーザー名/」を並べたものが一般的でした。「~」はチルダと読みます。ところが最近は、~が入っているURLはほとんど見かけません。これはニーズの変化と技術の高度化によるものです。
 URLの~は、Webサーバー内のユーザー領域を示します。これは、UNIX(ユニックス)で使われる一般的な書式です。例えばWebサーバー内のhomeディレクトリーの下にuserAというユーザー領域があり、ここにindex.htmlというWebページのデータが置いてあるとします。この場合、サーバー上のデータのパスは「/home/userA/index.html」ですが、~を使うことで/homeを省略し「~userA/index.html」と表記できます。
 インターネット普及期の90年代後半、プロバイダーはインターネット接続に加えて、個人用ホームページ開設サービスの提供を始めました。このとき、プロバイダーのドメイン名の下にユーザー領域があることを示す~が使われたのです。しかし数年後に個人向けドメイン取得サービスが始まると、独自ドメインのニーズが高まり、結果的に~を使わなくなっていきました。これがニーズの変化による側面です。
 一方で最近のブログや共用レンタルサーバーサービスでは、「userA.example.net」のように、ユーザー名をサブドメインに割り当てたURLが多くなっています。このようなURLは、Webサーバーソフト「Apache(アパッチ)」の機能の一つである「バーチャルドメイン」(バーチャルホスト)を利用しています。バーチャルドメインは、1台のサーバーで複数の仮想的なWebサーバーを立てる機能のこと。Apacheのバージョンアップに加え、WebブラウザーのHTTP1.1対応によって利用できるようになりました。つまり技術の高度化によって~を使わなくなったのです。

Biglobeのホームページをさくらインターネットにミラー化したところですが、この際、全てを転送する事にしました。Biglobeから実際に引っ越しする訳ではありませんが、ページ管理を簡単にする目的です。基本的には、Biglobeのへのアクセスをさくらインターネットのへ転送(リダイレクト)するだけです。「.htaccess」が使えれば、簡単なのですが、残念ながらBiglobeでは使えません。そこで、JavaScriptを使って、自動転送させる事にしました。都合のいい事に、ほぼ全てのページの右側に作者のサイトへのリンクを貼っているのですが、これは各ページから共通のJavaScriptを呼んで実現しています。従ってこの共通のJavaScriptに転送処理を組み込めば、各ページの変更は必要ありません。但し、この共通のJavaScriptを呼んでいないページも一部あるので、そのページには個別に組み込む事にしました。

【JavaScriptによるURL自動転送】
Biglobeの「http://www2h.biglobe.ne.jp/~hnakamur/xxxxxx」へのアクセスをさくらインターネットの「http://nakamura-hiroshi.com/www/xxxxxx」へ転送します。URLのパス部分「~hnakamur/xxxxxx」のユーザディレクトリ「~hnakamur」を「www」に置換して、さくらのドメインに付加します。以下のコードを記述します。パスの下位部分はそのまま使うので、どこのディレクトリに置いてもOKです。
追加1と2は、後で追加した部分です。Googleの検索結果から飛んで来た場合に、チルダ(~)がコード「%7E」となっていたり、チルダそのものが無いケースがある事が判ったためです。

var path=location.pathname;
path= path.replace('~hnakamur','www');
path= path.replace('%7Ehnakamur','www'); <--追加1
path= path.replace('hnakamur','www'); <--追加2

location.href = "http://nakamura-hiroshi.com" +path;

Biglobeに作っていたホームページをさくらインターネットにミラーしました。Biglobeは無料で100MBが使えるのですが、1996年から作り初めて、2010年頃までの更新で、ほぼ満杯状態になっていました。最近10年ほどは、ほとんど更新していないので現時点で問題が有る訳では無いのですが、新型コロナの影響の外出自粛で時間もある事から、一気にやってみました。BIGLOBEで利用できなくなっていた「Google AdSense」も復活できました。

20200505-biglobe.PNG

Nakamura's IP Blogを常時SSL化したのですが、そのついでに、このブログをhttpsでアクセスすると、どう見えるのだろうかと試してみたのですが、正常に表示されない事が確認できました。そこまでは良かったのですが、その後、httpでアクセスしてもなぜかhttpsに変わってしまいます。ネットで検索してみると、Google Chromeで発生する症状の様で、結構ハマっている方が他にもおられました。

原因は、「HSTS(HTTP Strict Transport Security)」と呼ばれる技術に起因している様です。「HTTS」は、Wikipediaによると「WebサーバーがWebブラウザに対して、現在接続しているドメインに対するアクセスにおいて、次回以降HTTPの代わりにHTTPSを使うように伝達する。」との事です。そして、Chromeの場合はこの伝達されたドメインへのアクセスを記憶(キャッシュ)してしまっている事が直接の原因で、キャッシュを削除する事で解決しました。
Chromeの「設定 > 詳細設定 > 閲覧履歴データを削除」から「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れ「データを削除」を実行します。

他に解決策として、Chromeで 「chrome://net-internals/#hsts」にアクセスし、「Delete domain security policies」に該当のドメインを入力して削除すればOKとの記事があったのですが、この方法では解決できませんでした。

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